わたしは虫歯が嫌いである。しかし、虫歯はわたしが好きなようだ。相思相愛なら結婚も考えるところだが、あいにくわたしには妻がいる(妻はわたしにことを虫歯と同じように扱うから、わたしは虫歯なのかもしれない)。わたしも虫歯に悩まされ続けており、今回も半年ぶりに歯の定期検診に行ってきた。この記事では、虫歯治療の一部始終をお伝えする。
虫歯は嫌いだけど、虫歯はわたしが好き?
冒頭でも伝えた通り、わたしは虫歯が大嫌いだ。しかし、虫歯はわたしが好きなようで、これまで何本もの歯を失ってきた。失った歯にはインプラントを入れて対処したが、やはり虫歯にならないに越したことはない。抜いたところにはインプラントを入れてある(わたしのインプラント治療については、『歯がなくても大丈夫。わたしの歯磨きしない術』を読んでいただければと思う。
歯の定期検診とレントゲン検査
歯石を取るため、治療室の椅子に腰を下ろすと、まずはレントゲンを撮るよう指示された。「また治療費がかかるのか」と心の中で思いながらも、レントゲン室へ向かう。写真を撮り終えた後、映し出された黒い影に少し不安を覚えた。
診察が進むにつれ、その黒い影は詰め物であることが判明。不安を煽られた後の安堵感に、「ありがとうございます」と感謝しつつ、レントゲン室を後にした。
その後も診察室で定期メンテナンスが続く。治療中には自分の唾が顔にかかる。自分の唾だからいいようなものも、中年の唾はかけられたくない。わたしは中年である。この時ほど、自分が若い女性ではないことを恨んだ。
治療後の歯を確認!でも息子からの一言にガックリ
治療後にトイレの鏡で自分の歯を確認する。汚れがないきれいな歯である。中年の歯は無条件で汚らしいが、わたしの歯を見る限り、どうやらわたしは中年ではなさそうである。「これなら中年の歯に見えない!」と少し自信を持ちつつ家に帰ると、息子に自慢することにした。
しかし、息子から返ってきた言葉は、「黄色い歯だね」。どうやら、わたしの歯の白さを息子は認めてくれないようだ。次回の定期検診までには、息子に色の違いをしっかり教える必要がありそうだ。
虫歯予防と定期検診の重要性
今回の経験からも、虫歯予防と定期検診の重要性を改めて実感した。半年に一度の歯のメンテナンスを続けることで、健康な歯を維持できる。虫歯の早期発見や治療を行うことで、大きな問題を防ぐことが可能だ。
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